I can't live without Traveling

目標は全ての国に行くこと‼︎の旅人日記とあれこれ

バングラデシュ・ダッカの事件に旅人目線で思うこと

まずは…亡くなった方にお悔やみを申し上げます。

そして巻き込まれた方も早く元気になることを願ってます。

 

今回の事件で私が懸念しているのは

新たな偏見が生まれることです。

 

どんな事件でもそうなのですが

ニュースで知ったことだけだと考えが偏ります。

今回で言えば

バングラデシュは危険だ」「バングラデシュ人は危ない」

イスラム教は悪だ」

など。

 

イスラム教の過激派による事件が起こった後に

イスラム圏の国を旅した際、

現地の人が「イスラム教というだけで自分も危険人物だと思われるのが悲しい」

と話してくれたのが心に突き刺さりました。

また、イスラム教徒という理由ではなく

先を急いでいるから客引きを無視した時

「 I  am  not  terrorist !! 」

と叫ばれたことがあります。

 

これは「 My Name Is Khan 」という

アメリカに住むインド人がアメリカ同時多発テロ以降

宗教を理由に差別を受けるようになり、

思いもしない事件が起こるという内容の映画のセリフです。

 

そんなつもりで無視したわけじゃないのに

そう言われた私の心は傷付きました。

 

でも、偏見を受ける日々を過ごす彼らは

もっともっと傷付いていたのでしょう。

 

これこそ「負の連鎖」なのだろうと。

 

 

旅によって得られたことの一つは

宗教による偏見という自分の身には起こりえないことに

向き合う機会が持てたことです。

 

イスラム圏の人々は旅人にとても寛容で

知らない人でも家に上げ笑顔でお茶をもてなしてくれます。

教えに則って弱きを助け祈りを捧げる

とっても真っ直ぐで慈悲深い人たち。

それが私の印象です。

 

私はまだバングラデシュへは行ったことがありません。

でも貧しい国だと聞いたことがあります。

だから今回の事件で観光客が減ったり

現地の海外企業や工場に影響が出たり

開発事業が滞るような

偏見による弊害が起こらないことを願っています。

 

偏見は持って欲しくないけれど

だからといって貢献しようとして

危険を顧みず旅行に行くというのは違います。

まずは自分の命を最優先に

みんなが幸せである選択をするのも

旅する上で大切なことだとしみじみ思います。

 

 最後に…

バングラデシュのために自分の力を尽くしたいという

高い志を持って活動してきた今回の犠牲者の方々の思いが

いつまでも生き続けますように。